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『海底大戦争』

東映がアメリカと合作(下請け)した映画、『海底大戦争』(1966.7)。
劇場では観ていないが、小学生の頃にテレビで初見。

世界征服を企み、海底基地を築いているマッドサイエンティスト集団の野望を潰す、新聞記者と米海軍の活躍。

矢島信男による特撮が見どころの、怪奇色もある作品である。
少し前に海外版をネットで観たばかりだが、10月にチャンネルNECOで放送されたのは、83分の国内版(9巻 2304メートルなので、換算するとIMDbの90分表記は間違いだろう)。
シネスコサイズの映画と聞くが、スタンダードサイズだった。トリミング版なのか。
しかも東映マークが出ず、数か所 音声のみの黒味部分があるという、不完全な素材である。
どうやら発売されているDVDもこのバージョンらしく、アマゾンの販売ページに注記があった。
シネスコ版は失われたのかな?
ネットに上がっていた79分の海外版は、ビスタサイズだった。今回比較すると、どうやらスタンダードサイズの天地を さらにトリミングしたものらしい。
国内版は夕陽の海上を行く潜水艦の特撮カットで終わるが、海外版は その後に ちょっとしたオチ?が付いている。
当時ウルトラシリーズでも忙しかった成田亨が、武庫透 名義で手掛けた特撮美術。
人間を改造した寄り目のサイボーグ半魚人はイマイチだが、米軍潜水艦(MJ号のプロトタイプだね)やマッドサイエンティスト・ムーア博士の海底基地は良。
ミサイル発射台なんて、後のスタジオぬえメカみたいである。

在日外人俳優が多数出演しているが、気になるのは…ムーア博士役のエリック・ニールセンや、海軍中佐役フランツ・グルーベルの お肌。ブツブツが目立ち妙に汚いのは何故かね?
東映のメイク担当、匙を投げたのだろうか。
なお、博士の子分で最後に主役の千葉真一と対峙するのは、室田日出男。

J・KOYAMA * ターンノーン通信 2015〜 * comments(2) * pookmark

コメント

私は国内版と北米版の両方を所有しております。
北米版はDARKSKY FILMS社製のDVDでこれは完全版だと思います。北米版の方はノーカットです。黒味の部分はちゃんと映されており、ラストのオチは千葉ちゃんとペギーが海岸でイチャつきながら艦長に挨拶してシュノーケリングするというしょーもないオチでしたw
Comment by バルトム @ 2017/01/30 2:46 PM
バルトム様、コメントありがとうございます。
東映マークが入ったシネスコ完全版というのは、失われてしまったんでしょうか?
それとも、スタンダードで撮られたものを国内だけシネスコトリミングして上映した作品なのか?
ウィキなどでも誰も触れておらず、意外と謎の多い映画です。
深海に投棄された核廃棄物缶の山、『シン・ゴジラ』の一場面とリンクする描写でした。
Comment by J・KOYAMA @ 2017/02/09 8:09 AM
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