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『恐竜・怪鳥の伝説』を海外セールスした人って凄い!

チャンネルnecoで、『恐竜・怪鳥の伝説』(1977.4 東映)を久々に観る。
ダメ特撮ダメ造形と書かれることが多い映画だけど、私も寛容になっているので、今回は そんなに悪く感じなかった。
首を食われた馬の死体や、湖から引き上げた女性の下半身が食われていたというシーンなど、『ジョーズ』的な残酷ムードとお色気も盛っている。
職人監督・倉田凖二は、コドモ向けとして作っていない。
特撮だが、翼竜ランホリンクスは ともかく首長竜プレシオザウルスをもう少しハッキリ見せてくれると良かったのに、前景の雑木林がジャマ。
首がヘナヘナな上、這いずりすら出来そうもない造形を隠すつもりかもしれないが、それにしては二頭の戦いを直上から撮ったショットもあって。
造形・操演の大橋史典は一枚看板でクレジットされるが、全盛期を過ぎ技量も衰えていたのだろう(但し、惨殺死体の造形物はハッとする出来)。
協力者も操演補佐の1名だけで、合成や特撮美術スタッフは何故かクレジットされない。
東映作品なのに、何で矢島信男の特撮研究所に頼まなかったのか、謎。
ともあれ本作が、大橋の最後の大仕事になってしまった(1989年に74歳で死去)。


予告編は初見。世界40か国で公開決定と出るので、「オイオイ、いくら何でも嘘だろ」と思いIMDbで調べると。
日本公開と同年に、アメリカと西独で封切られていたのは間違いない。
イタリア、フランス、トルコ、ロシア、メキシコ、ギリシャ、エジプトでも公開されたようだ。
香港など東南アジア圏にも間違いなく売れたはずだから、大風呂敷すぎる惹句とは言えないな。失礼しました。

J・KOYAMA * ターンノーン通信 2015〜 * comments(0) * pookmark

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