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ガラモンのマーキング柄 問題

6月発売の「特撮秘宝」6号(洋泉社)、今回も濃かったが。
読んですぐにDVDでチェックしたくなったのが、『ウルトラQ』(1966)の人気エピソードで放送順だと16話「ガラモンの逆襲」マーキング柄 問題である。
遊星人が地球侵略のため送り込んだ、ロボット怪獣ガラモンが複数体登場し東京で暴れる人気エピソードだ。

1体しかないガラモンの着ぐるみを、複数に見せるため。
胸に、⚓とΩ記号風のマーキング(シールであろうか)がされた2体は よく知られていたが、東京エリアに落ちたガラモン輸送の隕石カプセル・ガラダマは4個あったのだ。
東京湾に出現したのは別個体と分かるが、ビル街の合成カットで同一画面に2体現れるうちの1体は、ドライブインでテレビに映っていたヤツだと思っていたのに…また別の個体だったんですね。

マーキング無しと思われていた2体。
テレビに映ったガラモンは、首にブローチ風の丸いマーキング。
東京湾のガラモンは、腹に縦3本線マーキングが あったとは!
ファンコレや大全集のメイキング写真も改めて見直せば、鮮明ではないが、マーキングらしき何かが写ってた。
う〜む、何で今まで気付かなんだ?

今回の発見者・金田益実氏は、多くの特撮関連書籍を送り出している権威。
その人が、アイパッドなどの携帯機器で番組が手軽に視聴できるようになり ようやく気付いたんだから、市井の1ファンが気付かないのも無理はない。
竹内博やヤマダマサミ(「ガラモンは40メートルという設定なのに、333メートルの東京タワーを破壊するシーンでミニチュアと縮尺が合っていない点」について、この1体だけは200メートルサイズの特大個体であるという解釈を出した。『進撃の巨人』の、サイズが まちまちな巨人っぽい考え方ですね)ら特撮評論の功労者、ディテールに敏感なガレキ造形家たちも気付いてなかったんだろう。

1970年代中盤から起きたウルトラシリーズ再評価ムーブメント以降、制作に携わった多くの円谷プロ関係者にインタビューや原稿が依頼されて来たのに、デザイナーの成田亨ですら触れてなかった今回の件。
皆、マーキング程度のコトは、記憶の範疇から抜け落ちていたんだな〜。

J・KOYAMA * ターンノーン通信 2015〜 * comments(0) * pookmark

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