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ファンを たばかり旅立った? 土屋嘉男 追悼

土屋嘉男が、2017年2月に亡くなっていたことを知る。
9月6日に公表されたそうだ。死因は肺がん、享年89。
山梨の旧家の出で、戦時中は医専で学ぶ。
戦後、俳優座へ。
専属契約を結んだ東宝で、黒澤映画 特撮映画 に多数出演。海外でも人気が高い両者の語りべとしても、貴重な俳優であった。
公開順では『私はシベリヤの捕虜だった』(1952.4 東宝)が先だが、映画初出演作の『殺人容疑者』(1952.8 新東宝)では刑事役。
同僚の小林昭二と一緒に犯人を追うシーンがあり、後年 共に特撮モノで名を残したのは、面白い偶然といえよう。
私が いちばん驚いた出演作は特撮モノではなく、『薔薇の葬列』(1969.9 ATG)。
ゲイバーのナンバー1・ピーター(映画初出演)とデキてる、店の経営者役!
土屋は喪主をつとめた奥様もいて、ソッチの気は無かったようだが、けっこう迫真でした。
最後の劇映画出演は、『北辰斜(ななめ)にさすところ』(2007.12 東京テアトル)。
スティーヴン・オカザキ監督のドキュメンタリー映画 Mifune : The Last Samurai(2015、16年秋に三船敏郎賞を設けている京都国際映画祭で限定上映)では、8月に亡くなった中島春雄とコメント出演している。
最後のテレビドラマ出演は、水野久美と一緒に助演したNHKの広島発8月6日ドラマ『かたりべさん』(2014)。
トーク番組では、15年12月のBS朝日『昭和偉人伝 黒澤明』コメントか。今思うと、少し痩せていたなぁ。

遺族が、土屋の死を半年 伏せたのって、先祖が仕えたという武田信玄(自身の死を3年の間は秘匿せよと遺言)に由来する家訓でもあったんですかね?
釣りや登山など、多趣味でも知られた。
晩年は、やや滑舌が悪くなっていたようだが。
ある時期まで定期的に出演(私が所有する出演回で一番新しいものは、1999年9月)していた『徹子の部屋』に、膨大な面白話VTRが残っているはずだから、二回に分けてでも是非 特集放送かソフト化を。
氏の映画以外での代表作は、なんといってもコレですからね。

J・KOYAMA * ターンノーン通信 2015〜 * comments(0) * pookmark

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