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映画『人間革命』

日本映画専門チャンネルで橋本忍 追悼放送として、舛田利雄監督『人間革命』(1973.9 東宝)を観た。初見である。
ウチの母方の親戚は、ある時期から創価学会の信者ばかりになってしまったけど、早世した両親や私は結局入信しなかったせいか(折伏は知らないが、ある時期まで聖教新聞だけは取らされてました。バリバリ君の作者・井上サトルも故人だそうですね)、徐々に疎遠と なってしまった。したがって本作は、私にとって有り難〜い映画とは思えないが…でも、特撮シーンは以前からチェックしたかったので、放送には感謝。
1年後に作られた大作『ノストラダムスの大予言』への影響が色濃い事だけは、よぉ〜く分かったよ。

丹波哲郎は創価学会の第2代会長 戸田城聖役、シンクロ度が高いと思われる大熱演(怪演)。
日蓮役の仲代達矢ともシンクロする編集があった。
初代会長の牧口常三郎(ツネサブロウ、1944年に73歳で獄死)役は、芦田伸介。
渡哲也がヤクザ者役で、ゲスト的に登場。
田島義文 稲葉義男 加藤和夫らが、戸田の同志的な学会古参メンバー役。
特撮ファンには馴染み深い、佐原健二と森次晃嗣は学会信者役。ラスト近くでは揃って丹波の講話を聞いてるのが可笑しい。その席には塩沢とき までいるぞ。
原作者で第3代会長の池田大作に当たるキャラクターは登場せず。3年後に作られた『続 人間革命』の あおい輝彦がそうらしい。戸田との出会いは、1947年だそうな。
目立っているのは、僧役で頭をまるめた山谷初男と、丹波と対峙する検事役の青木義朗か。
クレジットに名がある、高松しげおの出番を見つけられず。資料には ボーナスの多いサラリーマン役とあり、ラストの講話中に挟まる現代パート(講話が行われているのは戦後の1940年代中盤だが、映画公開当時の「現代」である1973年が突如描写される。佐藤允 雪村いづみ 黒沢年男らがセリフなしで出演)で高級車を買おうと目を輝かす男がくさいと思ったが、別人。
何かの理由で、放送版からはカットされているのか?

挿入されるエグいイラストは、挿絵画家の藤尾毅 伊東展安 美術の村木忍 柳生悦子が担当。
『日本沈没』に着手する直前の中野昭慶特撮は、思った通り大した分量ではなく、荒れる海や日蓮に迫る白い光、ラストの南無妙法蓮華経エフェクト(光が回転し星雲状になる)が目立つ程度。
広島原爆投下では『世界大戦争』のキノコ雲、ラストでは火山の実写フィルムや『緯度0大作戦』の海底火山噴煙らしきカットも背景素材として流用されていた。

J・KOYAMA * ターンノーン通信 2015〜 * comments(0) * pookmark

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