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『スーパージャイアンツ 宇宙怪人出現』の造型

スーパージャイアンツと書くのか、間にナカグロが入ってスーパー・ジャイアンツなのか悩ましい、新東宝が生んだ (股間が) モッコリヒーロー映画ですが、その第7作がコレ。
石井輝男監督が6作目で降板し、本作を監督した三輪彰はこれが昇進第1作だったようです。

宇宙人の臓器から創り出された魔物を使い、日本征服を狙う宇宙暗黒党に、スーパージャイアンツが立ち向かう! (TBSオンデマンドの記述より)

ってなわけで、宇宙から襲来した怪人というわけじゃないんですね。コイツ、低予算が身上の新東宝にしては珍しく、オプチカル合成による分身技まで繰り出す強敵なのです。

造型がいいじゃないですか。この映画が公開された1958年4月といえば、国内で最高水準だった東宝特撮陣ですらまだ試行錯誤を繰り返していた日本特撮の発展期でした。
この時期にショッカー怪人と言っても納得されそうなレベルの着ぐるみを作ったのは立派だし (サラセニアンっぽい ?)、擬斗も大野剣友会ばり。いい線行ってます。

ただ、ライダーベルトにも見えるこの腹の眼…ウケを狙ったワケじゃないよな。大林宣彦監督『ねらわれた学園』(1981) に登場した魔王子の珍妙な腹の眼は、宇宙怪人へのオマージュ…ってワケでもないよな。
怪人もモッコリしてるのは、新東宝のお約束、ってことで (笑)。
…次は、“い”。
J・KOYAMA * しりとり2009 Japanese word chain game about subculture 2009 * comments(2) * pookmark

コメント

確かに当時としてはかなりリアルですね。たぶんサラセニアンはコレに影響受けてるはずです。それにジャイアンツシリーズも日本初の変身ヒーローの元祖といえるさくひんですし。ジャイアンツがあったから月光仮面やウルトラマン、仮面ライダー等の人気特撮変身ヒーローを生み出した礎でもありますね。今見ても宇宙怪人現るは面白いです。特に暗闇に光る目から徐々に姿を現す怪人の場面は結構不気味でした。当時の子供たちはかなりトラウマになったんじゃないでしょうか?それとジャイアンツとの対決シーンで建物からジャンプしながら移動する場面は仮面ライダークウガの先駆的ともいえますし。それとNHKのストレッチマンを思い出しました(笑)細胞分裂して分身するシーンも足が途切れてしまった残念な合成ですがこのアイディアはかなりざんしんですよ!これで合成がよかったら完璧です。
Comment by バンキ @ 2010/01/04 8:51 PM
こんばんは、はじめまして。
こっちのブログ、「大吟醸」はまだ試験操業状態なのですが、ようこそお越し下さいました。
キチンとしたコメントを頂けたのはあなたが最初です。
こんな調子ですが、よければまた見てやって下さい。
もう一つのブログ、「番外地」のほうにも特撮ネタがありますので、よろしければどうぞ。

やはり、このエピソードはもっと評価されるべきですよね。
ビデオを再見してないので、『宇宙怪人出現』かどうかうろ覚えですが、肩にフクロウだかワシだかをとまらせた世にも怪しげな博士も印象的でした。
Comment by J・KOYAMA @ 2010/01/05 11:03 PM
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